たとえばこんな日常

そんな事を思ったり考えたり

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  丁度昨日の記事と関係するのですが、映画・“ファッションが教えてくれるもの”のダイジェストを見て、コメンテーターとしてテレビに映っていたテリー伊藤さんが『編集長はこれくらいワンマンでエネルギッシュじゃないとやってられない。自分が時代を引っ張るぐらいじゃないと』的な事を言った時に大変頷きました。
 と、同時にその後『ただこれを日本で売ると一万も売れないね。もっと日本は大衆に向けているから』というコメントに更に頷きました。

 他のお話でもメディアが大衆に媚びすぎ、色を含まないはずのニュースという情報さえワイドショーとなって、偏ったもの、面白おかしく食い付きそうなものしか流さない。政治家も、媚びた発言が多くなるったという意見をちらほら聞き、やっぱり何かがおかしいと感じている人は感じてるんだという思いはつのる。

 元々の、和をもってよしとする日本的国民性もあったと思いますが、最近は特に、歪んだ....とても簡単にいってしまうと、思考を放棄した、解りやすいものに食い付く集団としての大衆に、提供する側も媚びている気がします。
 そうですね。今年の大河など特に良い例じゃないでしょうか?
 薄々は気付いていたものの、今年のNHK大河は原作・脚本・演出、全てが全て“大河”というジャンルを放棄し、歴代に泥を塗るような、ヒロイックホームドラマと化し、本当に歴史検証入れたの? と突っ込みたくなるような凡ミスは目白押し。果ては登場女性がことごとく個人主義のフェミニストという、あの時代における女性の誇りを書かないどころか、否定してるといっていい脚本。
 確かに、現代では理解しがたい価値感が多くあるとはいえ、分かり易い悪玉親分と、ただ真っ直ぐ生きていたらみんなが改心して君の生き方・考え方を好きになるよ的な小学生向け少女漫画展開には「うわぁ」とだけ。

 笑いなどは“笑わせる”芸人ではなく“笑われる”芸人ばかり。使い捨てで一年も持たない人ばかり。あの質の悪さも、結局解りやすさからきているような。
 腕の立つ芸人が技術でもって分かり易く“笑わせる”のではなく、芸のない人がただ分かり易く“笑われる”構図。

 小説も音楽も、そして特に“大衆”で振り子の決まるライトノベルは、最近酷い有り様。
 私はライノベを軽視してるわけではありません。尊敬する十二国記もライトノベルですし、面白いものも沢山あります。しかしながら、今、まず「メディア戦略出来そうな展開か」「萌えアニメになりそうなものか」から始まる原作計画に開いた口がふさがらない。
 元々、売るための戦略としてありましたが、まずそれありき。
 思わず「作家いらないでしょ?」と呟いた。
 サブカルチャー・エンターテイメントはただ見る人を楽しませるもの。それは間違いないが、何かを作り出すことは媚びから生まれるモノでもなく。間違いなく楽しもうとする人を楽しめる場所へと引っ張る仕事がある。

 そしてそれらをただ受け入れている強大な塊。それに呑み込まれているかも知れないと不安になる“個”。

 媚びる事や上辺を用意する事は生き残る方法として・支持される方法として間違いはないと思います。が、そこまでして生き残り、支持されて、一体何が生き残って支持されているのか。そこで生き残って支持されているものは一体何なのか?

 媚びる・整える思考放棄と媚びをただ受け入れる・上辺だけを整えようとする思考放棄。
“発信する側に問題が”とよく聞く台詞も、勿論発信する側も問題はあるが、じゃぁ、受信する側には問題がないのか?
 個という主張や考えまで隠れ押しなべた平和な世の中は、一体何が残るのだろう。

 考えているか。選んでいるか。──自分にそれを言い聞かせながら私は進みたい。
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評価:
20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
¥ 1,701

暇が出来たと思ったら又忙しくなって、本当に.....書きたい事はいっぱいあるのですが、又もレビュー。時間つぶしになると幸い。

 男友達に、時間つぶしにDVDを借りようと思っているが何か最近見て面白かった映像はないか? と聞かれ、困った挙げ句に出した映画です。
 映画など見ているのですが、さて最近何か見た? と聞かれると、印象に残ったものがまったくない......。
一応“男性には理解出来ない心理があると思うし、すっきりしない映画かも知れないが”と注意勧告はしておきました。

 この映画の良さと真骨頂は、実際はドロッとしたところを多く描いているにもかかわらず、サラリと書ききっているところ。また何よりも女性が男前である。

 よくよく見ていると実はドロドロしたしたところが多く、これを韓流にしたら笑っちゃうほどの復讐劇とサクセスストーリーになるだろうといったネタなのですが、そんなネタをしっかりと書きながらも「そこの価値感は個人で判断してね」とサラリと流し、夢物語ではなく納得するサクセスストーリーでもありました。(現実に起こるかどうかはともかくとしまして)

 劇中、ファッションに興味のなかった主人公がどんどん垢抜けたり価値観が変わってゆくことに、友人や周りが怪訝な顔をして「変わった」と批難するシーンがありますが、ここの書き方が私はとても考え深く見ていました。
 確かに、主人公が仕事の特権を得たように変わってしまったことも事実ですが、決して彼女がそういった権力を振りかざして付き合おうとしてないにもかかわらずそう取られてしまうこと。では本当に、彼女は得た地位における優越感を振りかざしていないかといえば、私は『ハーフハーフ』といわざる得ない。
 また彼女の変わり方に対して危機感をおぼえる友人達にも、自分のやっかみや都合でそう見ているんじゃないか?というところも見え隠れし、そういった“人間の揺れ”的なモノもよく描かれていたように思います。

 長々と書きましたが、真のプロフェッショナルと真の主人公といって言いミランダを見るだけでも価値のある作品。
 男前の女性が見られます。
 ただし、女の人は見た後にはちょっと良い買い物がしたくなるのも事実です。男性は彼女と見ちゃうと買い物をせびられそうです。しかも高いもの。

追伸・この作品のミランダのモデルともなった名物編集長・アナのドキュメント映画『ファッションが教えてくれること』もただ今公開中。
 フィクションのとして見ていた映画が、ノンフィクションで公開されてるような内容に驚きながらも見に行きたいです。


JUGEMテーマ:映画
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