たとえばこんな日常

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評価:
森 絵都
文藝春秋
Amazonおすすめ度:
 
  「おめでとうございます、抽選に当たりました!」
   そう言ってきたのは、まさしく天使。

 否応なしに人生の再挑戦を余儀なくされた魂は、ホームステイ先の真-マコト-の身体を借りて、
人の中にある色々な色と出会う事となる。
 しかしそれは一人に一色ではなく、一人の中に何色もある様々な“色”だった....



小説嫌いの私に、小説好きな友人が薦めてきた作品その....何番目だっただろうか。

読んでみたいと思いつつも、基本属性『古本屋』の私にとって、この作者の作品は、
永遠の出口には良くお目にかかるものの、他の作品とは縁がなかった。
ましてハードカバーになるとなおさら。

そろそろ根負けして、正規本屋でハードカバーバージョンを買おうとした時の文庫化。
私の粘り勝ちだったようだ。


さて。ベタ褒めなレビューの中で、私は星1とした。
別に悪い本だと思っていない。
むしろ良書だと思うし、本当につまらないものであれば、一方的なレビューすら書きたくもないし、ちゃんと酷評する。

評価の低い理由は、話の持って行き様とオチが、最初の段階でわかってしまったこと。
確かに、この本は過程が重要であって、もって行き様とオチが重要ではないのだが、
私にとってはそれがとても興ざめであったこと。

もう一つの理由は、妙に生々しかった事である。

ありえない設定の中に鎮座するその“生々しさ”は、誰しもの中に存在する“うがった見方”と
“純粋な見方”を交互に呼び覚まし、読者にわざとらしい言葉や物語的な言葉を使わず、第三者にさせない書き方をしている。

 それがこの作品の素晴らしい点であり、私にとって「だるい....」といった事を思わす点なのだろう。

ただ、“だるい”とは書きましたが、作品事態、説教臭くも重くもなく、
その“だるさ”を読ませてしまうのだから、素晴らしいとも思います。
文字嫌いの私でも一時間半ぐらいで読めてしまったので、人と感情を描きつつ、さらりと読ませてしまうのは良書でしょう。


 文庫となり、手軽になったこの機会、是非読んでみてはいかがでしょうか?
 ただし、年齢は低い方がおすすめのような.....。

 
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